転職を考えている看護師の皆さんへ向けて、
今回は転職活動の中で、
最も大切な「履歴書」と「職務経歴書」の書き方を
徹底的に解説していきます。
書類作成は転職活動の第一歩。
これらのポイントを押さえることで、
転職成功への確率を高めましょう!
【看護師転職】履歴書で差をつける!基本の書き方とポイント解説
1. 履歴書の役割とは
履歴書はあなたの「基本情報」を伝えると同時に、
あなたがどのような人物で、どのような経歴を持っているかを簡潔に伝えるための書類です。
採用担当者に好印象を与え、面接へ進むための「入口」となるため、丁寧に作成しましょう。
2. 基本情報の書き方
① 名前・住所・連絡先
まずは基本中の基本、「名前」「住所」「連絡先」を記入しましょう。
ここで大切なのは、正確かつ読みやすく記載すること。
以下のポイントに注意しましょう。
氏名:
ふりがなも忘れずに記入します。
苗字と名前の間にスペースを入れて見やすくしましょう。
住所:
都道府県から始め、マンション名や部屋番号も忘れずに記載します。
正確に記入することで、書類が郵送される際にも確実に届きます。
連絡先:
自分の携帯電話番号とメールアドレスを記入しましょう。
メールアドレスは普段使うもので、
ビジネス向けにふさわしいアドレスを選びます。
② 学歴・資格
次に、「学歴」と「資格」を記入します。
以下のポイントに注意しながら書きましょう。
学歴:
中学校卒業以降の学歴を時系列で記入します。
「入学」と「卒業」をしっかりと分けて書きます。
学校名、学部、学科も正式名称で記入しましょう。
資格:
看護師免許はもちろん、
准看護師免許、助産師免許など、
持っている資格をすべて記入します。
資格の正式名称と取得年月を明記することが重要です。
③ 職歴
職歴は履歴書の中でも特に重要な項目です。
以下のポイントを参考に、
あなたの経験をわかりやすく伝えましょう。
時系列で記入:
勤務先の名称と、勤務期間を明記します。
仕事内容を簡潔に:
職務内容は簡潔にまとめ、
過去のすべての業務内容を書く必要はありません。
特に応募先の業務に関連する経験やスキルに焦点を当てましょう。
役職や担当科を明記:
どのような病棟や科で勤務していたか、
また役職(リーダーや主任など)があれば記載しましょう。
3. 写真の貼り方
履歴書には写真を貼ります。
写真はあなたの第一印象を決定する大事な要素です。
服装:
フォーマルな服装で、笑顔や姿勢など清潔感を心掛けます。
サイズ:
規定サイズ(一般的に縦4cm×横3cm)で貼りましょう。
転職成功への第一歩!看護師の職務経歴書の書き方とアピールのコツ
1. 職務経歴書の役割とは
職務経歴書は、履歴書で伝えきれない「あなたの経験とスキル」を
詳細にアピールする書類です。
採用担当者に、「この人を採用したい」と思わせるための強い武器となります。
2. 職務経歴の書き方
職務経歴書には、これまでの看護師としての経験を詳しく記入します。
書き方のポイントは次のとおりです。
① 勤務先の概要
勤務先の病院やクリニックの名称、
所在地、規模などの基本情報を記載します。
病院の種類:
総合病院、大学病院、クリニック、特定の科専門などの種類を書きます。
病棟・担当科:
内科、外科、ICUなど、担当していた科も記入しましょう。
② 業務内容・役割
業務内容や役割は、
応募先に合わせて「伝えたい内容」を明確にすることが重要です。
仕事内容の詳細:
患者ケアの経験や、特殊な医療技術の習得、
リーダーシップを発揮したエピソードなど、
あなたがどのように貢献してきたかを伝えます。
具体的な数字や事例を使う:
例えば、「患者満足度の向上に貢献」や「業務効率化で○○%改善」など、
具体的な成果を示すと説得力が増します。
③ スキル・資格
看護師としてのスキルや資格についてもまとめましょう。
専門スキル:
採血、注射、点滴などの基本的なスキルに加え、
特定の医療機器の扱いが得意な場合はその内容を記入します。
取得した資格や研修参加:
看護師免許以外にも、
何か特別な資格や研修があれば記載しましょう。
【看護師必見】履歴書&職務経歴書の最終チェックポイントまとめ
履歴書と職務経歴書を作成したら、最後に見直しをしましょう。
以下のポイントを確認し、誤りがないように仕上げます。
記載内容の正確性:
特に日付や勤務先の名称など、間違いがないようにしましょう。
分かりやすさ:
内容がわかりやすくまとめられているか、第三者の視点で確認しましょう。
誤字脱字のチェック:
誤字脱字がないか、注意深く確認します。
【看護師転職】採用担当者に好印象!履歴書&職務経歴書の提出マナーとコツ
1. メールでの提出
電子メールで書類を送付する場合は、ファイル名とメール本文の書き方に注意しましょう。
ファイル名:
氏名と書類の種類を明記します(例:「山田花子_履歴書.pdf」)。
メール本文:
挨拶文や自己紹介、応募の動機を簡潔に書きます。
2. 郵送での提出
郵送で提出する際は、書類の扱いにも気を配りましょう。
クリアファイルに入れる:
書類に折り目がつかないようにクリアファイルに入れます。
封筒への記載:
封筒には「履歴書在中」と書き、書類が何であるかを明確にします。
転職成功の秘訣!看護師のための応募後フォローアップの効果的な方法
応募書類を提出した後も、
フォローアップを行うことが大切です。以下のポイントを押さえましょう。
フォローアップメール:
書類提出後、1週間程度経過してから、
採用担当者へ「応募書類の到着確認」と
「面接のお願い」を簡潔に伝えるメールを送りましょう。
しつこくならないように:
フォローアップはしつこくならないように心掛けます。
控えめで丁寧な対応が好印象につながります。
【看護師の転職不安解消】安心して転職活動を進めるための3つのポイント
転職活動中は不安がつきものですが、
以下の点に気を付けると安心して活動できます。
1. 転職活動の計画を立てる
計画的に活動することで、転職への不安を和らげることができます。
スケジュールを立て、履歴書や職務経歴書の作成、
応募先の調査、面接準備などのタスクを整理しましょう。
2. 自己分析を行う
自分の強みや弱み、将来の目標を明確にしておくと、
履歴書や職務経歴書に説得力が生まれます。
また、自己分析がしっかりできていると、
面接での質問にもスムーズに答えられるようになります。
3. 志望動機を明確にする
転職活動で大切なのは、「なぜその職場で働きたいのか」という志望動機です。
しっかりとした志望動機を持っていると、
書類選考や面接でのアピールが効果的になります。
【看護師転職面接】成功するための自己PR・志望動機の伝え方テクニック
面接は転職活動の中で最も重要なステップです。
面接でしっかりと自分をアピールするためのポイントを押さえましょう。
自己PR:
自分のスキルや経験を具体的に話す。
特にチームワークやコミュニケーション能力など、応募先で役立つスキルを強調しましょう。
志望動機の明確化:
なぜその職場を選んだのか、
将来の目標は何かを伝えられるように準備しましょう。
質問に堂々と答える:
不安にならず、堂々と自信を持って答えましょう。
面接官からの質問に対しては、簡潔で明確な答えを心掛けます。
まとめ
転職活動において、履歴書や職務経歴書の書き方は非常に重要です。
丁寧に作成し、あなたの魅力をしっかりアピールできる書類を準備しましょう。
そして、面接での自己PRや志望動機も大切です。
これらのポイントをしっかり押さえることで、
新しいステージへの第一歩を踏み出す準備が整います。
転職活動は少し大変ですが、
準備をしっかり行うことで確実に成功への近道となります。
あなたの転職が成功することを心から応援しています!