「今の職場が合わない……。でも、次どこを選べばいいか分からない」
そんな悩みを抱えていませんか?
看護師の転職で一番怖いのは、今の不満を解消しようと焦るあまり、
次の職場でも同じようなミスマッチを繰り返してしまうことです。
転職で失敗しないためには、
お給料や通勤時間といった「条件」を見る前に、
「自分は何を大切にし、どんな強みを持っているのか」
を知る自己分析が不可欠です。
この記事では、3つのステップであなたの
「転職の軸」をハッキリさせていきます。
ぜひメモを用意して、一緒にワークを進めてみてください。
ステップ①:3分でできる「ざっくり自己診断」
まずは、あなたが「どんな働き方を求めているのか」を
YES/NOチェックで見える化しましょう。
直感で答えてみてください。
【A:働き方・ライフスタイル系】
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夜勤は減らしたい、もしくは将来的に日勤だけにしたい。
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高給与よりも、定時退社や自分の時間の確保が大事だ。
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ライフイベント(結婚・出産・介護など)と両立しやすい環境がいい。
【B:スキルアップ・学び系】
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専門的なスキルや新しい医療技術をもっと身につけたい。
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ある程度の緊張感や忙しさがある方が「やり切った」と感じる。
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数年後の「なりたい看護師像」があり、そのための経験を積みたい。
【C:人間関係・雰囲気系】
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人間関係がギスギスした職場は、高給与でも続けられない。
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患者さんやスタッフと、落ち着いて対話できる環境で働きたい。
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自分と似た価値観や年齢層のスタッフが多いと安心する。
診断結果:あなたはどのタイプ?
YESが多かった項目から、あなたの優先順位がわかります。
| タイプ | 特徴 | 転職でチェック すべきポイント |
| Aが多い: ワークライフ バランス重視 |
自分や家族との 時間を最優先したい |
残業時間、シフトの 融通、有給消化率 |
| Bが多い: 成長・ キャリア重視 |
スキルを磨き、 やりがいを感じたい |
教育体制、症例数、資格取得支援の有無 |
| Cが多い:安心・人間関係重視 | 精神的な安定とチームワークを大事にしたい | 職場の雰囲気、 離職率、 スタッフの年齢層 |
ステップ②:5つの質問で掘り起こす「あなたの強み」
「自分には特別な強みなんてない」と思っていませんか?
実は、日々の当たり前の行動の中に、
あなただけの武器が隠れています。
以下の5つの質問に、
具体的なエピソードを添えて答えてみてください。
1.患者さんや家族から言われて嬉しかった言葉は?
例:「話を聞いてくれて安心した」と言われたら→ 傾聴力・安心感
2.周りの看護師と「少し違うかも」と思うこだわりは?
例:メモの整理を徹底している → 情報整理力・確実性
3.忙しい中でも、無意識にやってしまう気遣いは?
例:同僚のフォローを自然にする → チームワーク・状況判断力
4.上司や先輩からよく言われる「あなたの特徴」は?
例:「いつも落ち着いているね」と言われる → 冷静さ・柔軟性
5.自分の「短所」を裏返すと?
例:「行動が遅い」→ 慎重でミスが少ない、「心配性」→ リスク管理能力が高い
強みを「ストーリー」にまとめる
見つけたキーワードを、以下のテンプレに当てはめてみましょう。
「私は【強みキーワード】を活かして、【どんな場面で】
【誰に】【どう貢献してきたか】を意識して働いてきました
(例:私は「患者さんの不安に気づく力」を活かして、
急性期の現場で手術前の患者さんに寄り添い、
不安を和らげることを意識して働いてきました。
ステップ③:あなたに「向いている職場」はここ!
自己分析の結果をもとに、
進むべき方向性を3つのパターンに分類します。
1. じっくり関わる「ケア重視タイプ」
患者さん一人ひとりの人生に寄り添いたいあなたに向いています。
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向いている職場: 訪問看護、回復期リハビリ、療養型病院、ホスピス
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次の一歩: 求人サイトで「訪問看護 未経験OK」「緩和ケア」を検索。
見学時に「スタッフと患者さんの対話の時間」を確認しましょう。
2. スキルアップ・「スピード重視タイプ」
成長実感と専門性を大切にしたいあなたに向いています。
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向いている職場: 急性期病棟、ICU/CCU、救急外来、オペ室
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次の一歩: 「教育体制充実」「症例数」を重視。
面接ではプリセプター制度や研修の頻度を具体的に質問しましょう。
3. 安定・「働きやすさ重視タイプ」
生活リズムを整え、長く働き続けたいあなたに向いています。
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向いている職場: クリニック、健診センター、産業看護師、デイサービス
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次の一歩: 「日勤のみ」「土日休み」で検索。
通勤時間や有給の取りやすさを、
転職エージェントを通じて遠慮せず確認しましょう。
まとめ:自分を後回しにする毎日から卒業しよう
転職の失敗は、自分の内側(価値観・強み)と
外側(職場環境)のズレから起こります。
今回明確にした「転職の軸」を手に、
求人票を眺めてみてください。
これまでとは違った視点で
職場が見えてくるはずです。





