こんにちは 荒蒔です。
毎日の業務 お疲れ様です。
看護師さんが早く退職したいと考えているとき、どう行動すれば良いのでしょうか?
「早く退職することが可能なのか?」と疑問に思う方も多いかもしれませんね。
ここで、看護師が早期に退職をし、
新しい職場に転職するまでの流れを、
理解しやすい6つのステップに分けてご説明します。
早期退職とは、一般的には、勤務開始から1年以内に退職することを指します。
それでは、看護師がこの早期退職をスムーズに進め、
新しい職場に移行するための手順を見ていきましょう。
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新人看護師としての早期離職【早期退職の背景】
日本看護協会の2023年病院看護実態調査によると、
新卒看護師の離職率は10.3%に増加というデータが出ています。
その原因の主な理由として
過重労働とストレス
看護師の仕事は重労働であることが多く、
特に新人看護師は慣れない環境での勤務となるため、
ストレスが高まることがよくあります。
人間関係の問題
職場の人間関係は、働く上での大きな負担となることが起こります。
特に、新人看護師としての役割と、
期待のギャップによるものがあるでしょう。
キャリアパスの不一致
ビジョンと現在の職場との間のギャップを感じることも、早期退職の一因となることがあります。
##再就職への道
早期退職後の再就職には、以下のポイントが重要です。
自分のキャリアの再検討
まず、自分が何を求めているのか、
どういった看護師としての、
キャリアを認めたいのかを明確にします。
適切な支援の受け取り
専門的なキャリアサポートを受けることで、
次のステップへ道の筋をしっかりと描くことができます。
新たな職場の視点
ふさわしい職場を見つけるために、
事前にしっかりと調査し、
職場見学なども積極的に取り組みましょう。
新人看護師としての早期離職【看護師長への退職の申し出】
早期離職を決めたら、
まず看護師長に、退職の意志を伝えましょう。
看護師長はあなたのことを思い、
退職を引き止めようとするかもしれませんが、
本当に限界を感じているなら、
その意志をしっかりと伝えましょう。
そして、早期離職を決断した際には、
退職手続きを早く進めることが大切です。
新人看護師としての早期離職【退職のマナー】
退職する際には、以下のマナーを守りましょう。
- 直属の上司や先輩に相談し、面談時間を取る
- 直接口頭で明確に退職の意志を伝える
- 退職日や条件などを決める
- 雇用保険や社会保険などの手続きを確認する
- 仕事の引き継ぎや退職準備を行う
また、病院から退職後に、
必要な書類を受け取ることがありますので、
円満に退職することが大切です。
新人看護師としての早期離職【必要な書類のチェック】
退職する際には以下の書類を病院から受け取ることが必要です。
1.年金手帳
2.雇用保険被保険者証
3.健康保険被保険者資格喪失証明書
4.退職証明書
5.離職票
6.源泉徴収票
7.厚生年金基金加入証明書(加入している人のみ)
これらの書類を受け取り、
しっかりと管理することを忘れないでください。
新人看護師の早期退職【退職手続き】
退職を希望する新人看護師は、
まず看護師長に退職の意向を伝え、退職日を設定します。
退職願を出すことや税金・年金の手続きについては、
看護師長から「総務課に行くべき」という指導があります。
退職日が決まったら、あなたを指導してくれたプリセプターと、
少しの間でも関わった人たちに対して、
「退職します。お世話になりました。」
とあいさつをしましょう。
また、退職する日の全体報告の時にも、
同様のあいさつを一言添えると良いでしょう。
新人看護師の早期退職【休養を取る】
退職後、すぐに次の仕事を探すのは避け、
少し休息を取ることをお勧めします。
体も心も疲れている可能性が高いです。
その状態で転職活動を始めてしまうと、
正しい判断をするのが難しく、
うっかり不適切な求人に、応募してしまう恐れがあります。
2週間ほど休むことを勧めます。
その理由は、1カ月以上休んだ場合、
次の面接で「この1カ月間何をしていたのか?」
と尋ねられた時に、きちんと答えることが難しいからです。
ただし、「看護師は人手不足だからどこでも採用される」
という考えは避けましょう。
リスクを減らすためにも、
まずは休んで体と心の回復に専念し、
力が戻ってから転職活動を再開すると良いでしょう。
新人看護師の早期退職【自己分析と転職先の選定】
早期退職後、新たな転職先を探す前に、
まず自己分析と反省を行い、早期退職の原因をはっきりさせましょう。
早期退職の原因が明確でないと、
転職してもまた同じ理由で、
早期退職をしてしまう可能性があります。
早期退職が続くと、
雇用してくれる、場所がなくなってしまうかもしれません。
そのため、早期退職の原因を明確にし、
次に、早期退職しないために、
何をすべきかを考えることが重要です。
新人看護師の早期退職後の転職先としては、
第二新卒を採用している病院を、中心に探すことになるでしょう。
また、新人看護師が転職先を探す際には、
教育制度が整った所を選ぶことをお勧めします。
可能であれば急性期病院を選ぶと良いでしょう。
急性期病院では、看護師としての基本を身につけることができます。
そして、早期退職の原因を解決できるのであれば、
急性期病院に、転職することをおすすめします。
早期退職をした新人看護師のためのおすすめ転職先5選
新人看護師の皆さん、
転職を考える際、どのような職場を選べばよいのでしょうか。
特に早期退職を経験した方は、
次の転職先を慎重に選ぶ必要があります。
今回は、そんな新人看護師の皆さんに、
おすすめの転職先を5つご紹介いたします。
新人看護師としての早期離職【クリニック・診療所】
小規模でアットホーム 病院と比べて、
スタッフ数が少なく、アットホームな雰囲気が多いのが特徴です。
多職種との連携が少ない
病院とは異なり、他の医療職種との連携が少ないため、業務の専念が可能です。
2. 介護施設・老人ホーム
看護の基本を学ぶ 基本的な看護技術を磨くことができ、
経験を積むには適した場所です。
安定した業務量
急患や緊急手術が少ないため、比較的安定した業務量を期待できます。
3. 保健所・公的機関
公的な立場からのサポート
地域の健康をサポートする立場として、
多様な業務に携わることができます。
研修や教育の機会が多い
公的機関ならではの研修や教育機会が充実しています。
4. 企業の保健室
定時勤務が主 企業の保健室は、
多くの場合、定時勤務が主となるため、
ライフワークバランスを重視する方におすすめです。
健康管理の専門性
従業員の健康管理や予防を行うことで、
専門的な知識や経験を積むことができます。
5. デイサービス・デイケア
日勤のみでの業務 夜間の業務がなく、
日勤のみでの勤務が可能です。
リハビリや活動をサポート
患者さんの日常生活のサポートやリハビリを通して、
回復をサポートする業務が中心です。
新人看護師による早期離職【初めての転職 おすすめ転職サイト】
新人看護師さんおすすめ転職サイト
看護師としてはじめての転職。
どうしたらいいかわからない。
不安だらけですよね。
転職サイト選びで、重要なのは、サポート体制が充実しているかどうかです。
ですので、長年の経験や業界最大手だからこそ提供できる、
豊富なサポート体制が整っている転職サイトです。
新人看護師さんであれば、急性期病院に転職することをオススメします
どうしても、急性期病院は嫌だという人は、
教育制度が整っていて、できるだけ、看護スキルを身につけられるところを選んでください。
こちらもご覧ください⇒急性期病院の看護師求人・転職・募集一覧
新人看護師による早期離職【採用試験を受ける】
転職先を選んで求人に応募したら、次は採用試験を受けましょう。
先ほども言いましたが、面接官に早期離職をした理由を聞かれると思います。
面接官が納得するような、
早期離職した理由をきちんと答えられるように準備しておきましょう。
難しいく考えず、素直に答えましょう。
もしかしたら、ちょっときつい言葉で
「今度は長く働いてくれるんですか?」
「長く働いてもらわないと困るんですけど。」と言われてしまうかもしれません。
でも、気にせずに「今度は長く働きます!」と明るくやる気を伝えるようにしましょう。
早期退職した新人看護師におすすめの転職先5選
新人看護師としてのキャリアをスタートさせたものの、
様々な理由で早期に、退職を考える方は少なくありません。
しかし、看護師の資格は、
多様なフィールドでの活躍が可能です。
今回は、早期退職を考えている、
新人看護師におすすめの転職先を5つご紹介します。
1. クリニックや小規模病院
・大きな病院に比べて患者数が少ない
・一人ひとりの患者と深く関わることができる
・チーム内のコミュニケーションが取りやすい
大規模な病院の忙しさやプレッシャーから解放され、
看護の基本をじっくりと学べる環境です。
2. 訪問看護ステーション
・患者の自宅を訪問して看護を提供する
・自分のペースで働けることが多い
・ 地域の人々との繋がりが深まる
一人ひとりの患者とじっくりと関わることができ、
人間関係のストレスが少なく、
自分のペースで仕事を進めることができます。
3. 保健所や公的機関
・地域の健康支援を行う
・定時での勤務が主
病院の現場とは異なる、
広い視野からの健康支援を学ぶことができます。
4. 企業の保健室
・ 企業の従業員向けの健康管理を担当
・予防医学の側面が強い
病院のような緊急性が求められる場面が少なく、
定時勤務が主体のため、
プライベートとのバランスが取りやすいです。
5. 看護学校の助手
・看護学生のサポートを行う
・教育の現場での勤務となる
看護の基本を教えることで、
自身のスキルや知識の再確認や、ブラッシュアップができます。
新人看護師による早期離職【まとめ】
早期退職を考える新人看護師も、
看護師としてのキャリアは、多岐にわたります。
自分の興味やライフスタイルに合わせて、
新しい職場を選ぶことで、
看護師としての新たな道を切り開くことができます。
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